副業から複業の時代へ、複数の仕事をすることが当たり前の時代に何からすべきか?
いまや副業をすることは当たり前といってもいい時期に突入したが、一体何から始めたらいいのか見当もつかないという人も多いだろう。一つの視点として『自分の多様性』という部分にフォーカスするのでは良いのではと思う。
副業(複業)検討:『自分の多様性に着目してみる』
そもそも人は「多様性の塊」のはず。例えば、会社員であれば「●●社の▲▲さん」だが、コミュニティごとに、様々な自分がいる。
それぞれのコミュニティでの人格や役割も違うはずだが、「会社の自分」が大きな地位を占めてきた(ている)人は多いだろう。以前は、一つのコミュニティ(会社)に属してさえいれば、「(経済的)一生涯の安心」を得ることができた。
今後は、
会社員がポートフォリオワーカーになる時代へ ポートフォリオワーカーとは何なのか?ポートフォリオワーカーという言葉を聞いたことがあるだろうか。今後『働き方改革』どころでなく、働き方は大きく変革する時代になるかもしれない。[…]
自分には何ができるだろうか?を考えるときに、それぞれのコミュニティでの役割や自分が昔から続けていること・得意なことを考えることは参考になると思う。
何か「複業」※あえて複を考えるときに、「自分の多様性」を掘り返してみると、やるべきことが見えてくるかもしれない。
「自分の中の多様性=(自分らしさ)」:掘り返さないと見つからない!
ただ、「会社コミュニティでの自分」が大きな部分を占めていると、自分の多様性を認知しにくくなる。
会社でいうと、正しさや存在意義みたいなものが求められ、その中で、「比較され、価値となり、承認される」ような空気があり、自分の役割が形成されていく。
そこで厳しい立場になってしまうと、それがすべてになってしまう。そんな、窮屈さも多く持ち合わせている。
一つのコミュニティに依存するということは、「経済的にも心理的にもセーフティネットがない」ということ。
その窮屈なコミュニティで「自分の多様性」を示したところで、否定的に捉えられてしまい、いつしか自分でも価値を見出せなくなってしまう。
ちゃんとした自分・ちゃんとした個性じゃないと…と、自分の多様性に蓋をしてしまうかもしれない。
『複業を考える上での多様性』はそんなことは一切関係ない。正しさや比較をする必要もないし、認めてもらう必要もない。
埋没した自分の多様性は掘り返さないと見つからないかもしれない。
昔好きだったもの、これから始めたいと思っていること、一から勉強してみたいという意欲、実は得意なこと。それらが全て「自分らしさ=多様性」と捉えることができるのではないか。
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人は変わるし、論理的な必要もない『複業は正しさやロジックは必要ない』
「お金をとにかく稼ぎたい!」というのでもいいが、どうせなら経済的充足と心理的充足を両立できる複業がいい。保持している(しようとしている)資格など、から考えることもいいが、まずは「自分の多様性=自分らしさ」を掘り返してみて、そこから長くじっくりやりたい複業を探してもいい。
「経済的&心理的セーフティネット」を満たすことができれば最高だし、好きなことをやればいいと思う。そこに会社で求められるような、正しさやロジックは必要ない。
副業じゃなくて『複業』
副業というネーミングは、収入補填を目的にし、「ついでに」「あくまでサブ」というイメージ自分の多様性をしっかり掘り返し、自分らしい仕事にすることができれば、
もう一本の柱になる。『複業』という考え方。
会社の収入や自分はあくまでone of them。「自分の中の多様性を掘り返す」ことで、『生涯の複業』が見つかるかもしれない。