人生の経験は意外と狭いから、リセットボタンは気軽に押そう
一生で出会う人の人数は5,000人~30,000人と言われているが、恒常的に接する人と限定すると数十人といったところ。
結局はこの世界観の中で自分の価値観や考え方が形成されている。
仕事においても、偶然就職した会社で偶然配属された部署で、偶然任せれた仕事をしているはず。
「たまたま」の掛け合わせでここにいる。
その中でうまくいかなくて卑屈になってしまったり、劣等感を持ってしまったり、人間関係に悩んでしまったりということは多いと思う。
ほかの環境ならそんなこともないかもしれない。
人生の経験は意外と狭い。結局、人はそのたまたまの中での人生の経験しかできないのだ。
優劣や勝ち負けを基準としない、”自分基準”
優劣や勝ち負けを基準としなくてもいい。
もちろんそれが心地良い人はいいが、幸福度は人によって違うもの。
人は勝ち馬に乗りたがるし、仕事や収入で人生の優劣が決まったようになってしまうようなことが多い。
例えば、学歴がないことでずっと引きずるように過去をあさり続けて、劣等感を持ち続ける。
世の中の価値基準に自分をハメてしまうことほど辛くなる。
自分の価値基準とは何なのか、紙にでも書き出してみる。
一つの土俵だけで何かを続けるのではなく、自分の価値基準のなかで仕事やお金に対して向き合えばいい。
これがないと、比較の中でしか自分の位置を確認できなくなる。
リセットボタンを軽やかに押す
うまくいかない、辛いときはリセットボタンを軽やかに押していきたい。
所詮偶然の積み重ねなんだから、本来守るものはそんなにないはず(家族や大事な友人などは別)。
仕事や人間関係で長く悩むなら、さくっとボタンを押そう。
自分の価値基準があるなら、心地よい場所はほかにあるはずだ。
仕事の適性なんてものはエリート以外は分からないもの。
一つのことだけをやり続ければいいってもんじゃない。
複数経験した方がいいことだってある。
後ろめたさなど感じずに迷わずリセットボタンを押して、何度もやり直せる。
自分に足りないものでなく、自分が重ねたいものを考える
自分に足りないものを考えるのではなく、自分が重ねたいものをシンプルに考える思考。
足りないものを考えてたら、ほとんどの人が何か足りないはずなので、一生足りないものに追われることになる(笑)
重ねたいものは一つに縛られる必要もなく、同時に色々重ねてもいい。
人との出会いや仕事は偶然、一つに無理に縛られることはない。
そして収入も意外とそういう柔軟な考え方を持っていると、様々な経験に繋がるので意外とついてくる時代。
人生の経験は意外と狭く、良くも悪くもレールに乗っかっている訳で、リセットは気軽にしてみてもいい。
簡単ではないが、軽やかに楽しく生きたい。