経済活動のリスクをどのように考えるか?
リスクとは何か?
ネガティブ思考で、賭けの類で勝った試しのない自分は、「リスク」というものを極力負わない人生を歩みたい。
かっこ悪いかもしれないが、そういう生き方でいい(笑)
そこで、自分の中で経済活動(資産管理や投資上・財務上)の「リスク」とは何なのか?を考えてみた。
経済活動におけるリスクへの考え方
①リターンが見えづらい不確実なものへ大きな固定費用を投下する(例えば保険)
リターンが見えずらい=不確実
例えば保険は色々あるけど、「もしも」「将来」「老後」に備えて死亡保険・医療保険・がん保険・学資保険・個人年金…数えればキリがないくらいに多種多様な保険がラインナップされてる。
リスクに備え、「ガチガチに保険に入っているよ」「老後に備えて」って話をよく聞くが、毎月家賃のように固定費を「もしも」に支出し続けることが、現在のキャッシュフローを厳しくする。
それこそ「いまリスクじゃないか(笑)」と思っている。
医療保険では、様々な特約や、入院日額●円支給など多くの保障が付いたのがある。
そもそもほぼ入院したことないし、日本の公的医療制度は世界一だと思っている。
やはり過度な医療保険は必要性を感じない。。
「保険は家の次に高い買い物」と言われるけど、やはり今後も生命・医療保険は超最低限で良い。
学資保険も「元本割れリスクあり」「利回り激低」、これも必要ないかと。
自身の健康リスクや考え方との兼ね合いもあるが、当然リターンが不確実。
宝くじが期待収益45%、競馬が75%と言われているように、それに近いイメージで、入った時点で負けみたいな感じのものだと現状思っている。
仕組みを理解していないものに多額の投資をする
例えば、FXとか仮想通貨、全く仕組み分かっていない。
FX=Foreign eXchange と言うのも最近知ったくらい。
こういった自分が仕組みを理解していないものに多額の投資をする=単なる投機 と捉えている。
仕組みもわからないし、世の中搾取構造なので、一般人はどうせ損する仕組みくらいに思ってるのでやらない。
大きな資本を持っているか、超天才であれば別だが、ちょっと知識をかじっただけの凡人には時間と心とお金を浪費する行為にしか思えない。
遊び金の範囲でやる分には良いと思うが。。
そもそも持っているだけで、危険にさらされる可能性がある
同じ銀行に1,000万以上預金しておくと、例えば銀行破綻したときに1,000万円とその利息までしか保護されないってのがある(ペイオフ)。
その類のモノ。
やけに管理費だけ高い、リゾートマンションとか。
リスク商品とかではなく、「知らなかった」「ただの知識不足」的なやつ。
使いたいときに引き出せない(流動性がない)
必要なときに使えない、引き出せないってリスクだと思う。
例えば、何らかの資金が必要で泣く泣く保険中途解約して、40%くらいの返戻金が戻ってきたっていう話聞いたことがある。
本当に切ない気分になる。
-60%の運用商品だったってことになる。
そもそも使いたいときに使えないって大きいリスクだなと。
何となくやっていること=リスクが潜んでいる
リスクへのスタンスは人それぞれだが、上記に挙げたことや、やみくもな節約や貯金も自分の中では「リスク」に入る。
インフレになると、現金の価値が目減りする訳だけど、日本人は預貯金がリスクだという認識はない。
何事もバランスだと思うが、何となく加入・支払っていそうなものや、単なる知識不足で、不利益を被る可能性があるというのはよろしくないと思う。
「何となくの保険加入や、何となくの投資、何となくの節約」こういったものにはそもそもの基盤を揺るがすリスクが潜んでいるかもしれない。
『リスクをそもそも増やすようなことにならないか?』
ネガティブ思考の自分はそんなことを考えながら、経済活動を考えている。