2025年には副業を前提とした生き方がベースとなる
コロナ禍は生活を一変させ、経済的にマイナスの要素を大きく生み出した。
これまで事業を必死に営んできた人々を一気に困窮に追い込み、積み上げてきたものを崩した。
これまでとは違うタイプのクライシスであり、世界中が厳しい状況に追い込まれている。
しかし、一方でこの機会により富を築いたり、ビジネスチャンスに変えた人も多いということも事実である。
一つの価値観・仕事に縛られなくても良い
不透明さを増す中で、企業も社員を食わしていくのは至難の業になってくる。
これまでグレーであった副業を認めざるを得なくなるだろう。
そして出社を前提としないテレワークなど働き方の多様性もコロナ禍で一気に拡大した。
変化の速い時代には単一のスキル・知識はコモディティ化しやすく、一気に無意味化する可能性を孕んでいる。
今後は一つの仕事に依存せず、「複数の仕事をしていくことが前提」になってくる時代も来るだろう。
その中で知識やスキルを自分の中で掛け合わせることができ、キャッシュポイントも複数持つことができる。
もう固有の仕事を一生続けることは前提として考えない方がいいのかもしれない。
変化やクライシスに対応していくには非常に厳しい働き方だからだ。
副業で大事なこと
副業なんて…という考えがまだ趨勢なのが日本かもしれないが、そうも言ってられないだろう。
前提として考えるべきだと思う。
自分の人生を考えるときにやりたいことは一つという人は少ないはず。
自分の得意・興味分野で副業を検討すればよいと思う。
2025年には仕事を複数を持つ価値観が更に浸透していると思う。
副業をする上で大事なことを挙げていきたい。
- 健康管理:体を壊しては元も子もない、食事や睡眠・体調管理にこれまで以上に留意する
- 時間管理:テレワークの活用や通信環境の整備など「どこでも働ける」「すき間時間を生かす」状況を作る。
- 独自性:それぞれの仕事を別に考えず、「かけ算」を考える、それが独自性になる
どれも「当たり前じゃん!」と言われれば、それまでだが、これは最低限意識すべきだと思う。
日本人は100%を求める傾向にあるが、副業のクオリティや精度に100%は求めず、
50~60%くらいの気持ちで臨んだらいいと思う。
もう1つの会社や仕事に依存するのはやめて心理的・経済的に自立する基盤を自身で作ることが必要だと思う。