効率重視!できることは限られているので『目的意識』を持って無駄のないように
宅建試験一発合格に向けてのアプローチについては、以前3回に分けて触れたが、実際に使ったテキストや問題集などをまとめておく。
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各個人によって志向も違うと思うが、自分が3ヶ月くらいの短期・独学前提で使用したものを主観評価をつけながらまとめる。
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テキスト:宅建吉野塾のテキスト
有名だと思うが、吉野先生のテキスト。
この方には本当に助けられた。ストアーズstores.jp(https://yoshinojuku.stores.jp/)で売っている。
自分は宅建業法・権利関係・法令税等+αを購入。全部で5,000円くらい(色々と組み合わせが選べ、テーマごとにまとまってるものもある)。
PDFをダウンロードして、自分で製本してテキスト化してインプットのベースにした。
淡々と必要なポイントに絞ってテキストが構成され、無駄が少ないと思った。個人的には質実剛健な感じの作りが気に入った。
よくカラフルな目がチカチカしそうなイラスト付きのテキストがあるが、自分の場合逆に頭に入らないので、その類のものは避けた。
あとは問題を解きながら、深堀りする必要があるときは、この先生の動画もあるので、併せて使ってテキストにメモを加えていった。
テキストはこれだけ。
ただ情報は網羅的ではないので、youtube動画等でインプット補完することが前提。
問題集:パーフェクト宅建 過去問12年間
基本超シンプルな過去問集。
結局10年間分もできなかったが、8年間分を2周はした。
これはめちゃくちゃ使った。
特に解説が優れているとか、傾向と対策がバッチリのっているという感じではないが、シンプルで良い!
解答用紙は、適当に自分でPDFをダウンロードし、A4印刷して準備した。
他は使ってないから分からないが、反復にはシンプルが一番だと思うので、その意味では非常に良かった。
問題集で使ったのはこれだけ。
使い倒す!イメージで使っていきたい。
アプリ:スタケン
このアプリはお世話になった。
スキ間時間や移動時間に、苦手分野の補強や反復インプットに活用した。
移動中に一問一答とか、過去問をやりまくった。短期学習はいかに時間を効率的に使えるか!が重要なので、
使い勝手を追求したこのアプリには助けられた。
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補完的に使った教材『こちらも目的意識をもって使う』ことが必要
初期に流れをつかむ:マンガ宅建塾(らくらく宅建塾シリーズ)
誰かのブログで、「何も知識ない中で全容をつかむのに良い」という高評価レビューが多かったので、買って初期に読んだ。
マンガ好きとしてはイラストが気になってしまったが、「無知識から一気に流れをつかむ」のには良い。
あまり熟読せずにサクサク読んで、「こんな感じなんだ~」ってのを、全容つかむのにはよかったと思う。
これをベースに何かインプットするということではなく、あくまでも初期にサクッと全容つかむ目的で使うと良い。
辞書的に使う:民法がわかった
これも高レビューで、「民法初学者には最適!」という触れ込みで、権利関係に不安をもっていたので購入。
判例なども紹介しながら、民法を身近に感じてもらうという趣旨に共感した。
読みやすいことは読みやすいと思う。
初めはやる気あったので、「なるほど~」と読み進めていったが、本がそこそこ分厚くて、何度も寝落ちを経験したので早々に挫折。
途中からは「つかみづらいところの理解を深める」意味で辞書的に使う用途に変わった。
たぶん自分が法になじみがなすぎるせいだと思うが、読破とはいかなかった。判例なども充実しているので、イメージを膨らませながら読むのは知識定着に役立つ。ただし分量はまあまああるので注意!
名著だという話だし、民法はなかなか理解しがたい部分があるので、「しっくり理解できない」壁にぶちあったった時に該当箇所をひいて参照する。
時間があればしっかり使いたい1冊、時間がないならサラッと読むか、ポイントで使うか、どっちかにした方がいい。
講義動画①:宅建吉野塾
冒頭のテキストと合わせて見まくった!先生がさわやかでいい。
語り口も淡々としていて、声も聞きやすく、単元ごとに良い良いサイズ感(30分程度)でまとめられていて、授業形式で聞けるのはありがたかった。
各回何回か見たが、初めは標準スピードで見て、内容を咀嚼。
その後は1.25~1.5倍速で移動中にも見たりした。
この動画はテキストと合わせてインプットの中心とした。
講義動画②:宅建みやざき塾
この先生もレジェンドだと思うが、熱がこもってていい。
自分は吉野塾をメインに活用したが、補強としてこの先生の動画も見た。
この先生もいい声をしているので、非常に聞きやすい(笑)多くの動画を無料で公開していて、かつクオリティも高いので、頭が下がる。
自分の場合は問題解説講義など、吉野塾で足りないと思った部分を補強する感じで活用させてもらった。
試験直前の「統計」の講義もわかりやすかったので、見るべき。
語呂合わせなども面白いものを出しているので、参考にした。
直前講座:TACやまかけ3日間講座
3日間で1万円くらいの直前講座。はじめはあまり行く気なかったが、個人的には不安も多かったので申し込んだ。
正直ほかは受けていないので、比べようもないのだが「最終確認」ということで生講義を受けた。
超おススメというレベルまではいかないが、あくまでも安心材料として。
模試:TAC、総合資格学院
正直、会場受験で慣れるためのものだったので何でもよかった。
自宅近くで、かつ日程もうまくハマったので選んだレベル。
当然費用は掛かるが、模試は絶対受けたほうがいい。
慣れは重要だし、気持ちも盛り上がってくる感じがする。
まとめ 「シンプルに絞り、コンパクトにやり切る!」
テキストも問題集も超シンプルで、動画も決まった先生のものしか見なかった。
アプリも1つ、模試は2回、直前講座を受けた。
これが全て。
不精な自分のような人間には結構最適な組み合わせだったんではないか。
他のやり方を知らないが、このやり方で7割超は取れると思う。
短期・独学の場合は、テキスト一つとっても何が正解か誰も導いてくれないので、不安。
だが、
これが全て。
もちろん時間に余裕があれば、スクールに行き確実性を求めた方が良いと思うが、短期・独学の場合はシンプルさ、コンパクトさが非常に重要。
「時間は有限なので」、あちこちと浮気するのではなくコンパクトにやり切る意識が重要。
これを実行することで結果は自ずとついてくるはずである。