目標と戦略が立てられたら、アウトプット&インプットの反復あるのみ!
【問題を解くマシーンになる】ひらすらアウトプット&インプット
前回、「試験をシンプルに捉え戦略を立てる」ことの重要性について書いた。
宅建士試験は合格ラインが上がっている傾向!短期学習でも戦略と確実な知識が求められる2020年10月実施分の合格点は、過去最高38点!2020年の宅建士試験はコロナの影響もあり、10月18日(日)/ 12月27日(日)の2日程になった[…]
この後はひたすらアウトプット(過去問中心)&インプットを繰り返す。
迷ったり、分からなくても自分が持つ知識の中で、とにかくガンガン解いていくことが大事。
まずは「知識を完ぺきに頭に入れてから…」ということも考えてしまうが、それは効率が非常に悪い。
実践で使えない知識は無駄くらいの考え方でいい!
『問題をひたすら解くマシーン』になる。
過去問を解くときは「集中と継続」
ここをやり切れるかどうかで大きな分かれ道となる。
少々辛い工程なのだが、「淡々とこなす」ことが大事。
ドバーッとアウトプットすることで、水がたまっていく(インプット)イメージ。
アウトプットなくしてインプットなし!という標語化をしてもいいくらい。
自分の場合は短期学習だったこともあり、ちょっと辛かった。
結構仕事が忙しい時期ではあったが以下ペースを守った。
【自宅学習】
解くだけでなく、「間違い・理解しきれていない部分」を重点チェックし、体系理解&インプットもする。
これだけで1週間で9年分制覇。
【移動中など】
結構きついが、毎日繰り返したい。
繰り返すと確実に効果が出るし、自信になっていく。
過去問(8~9年分)はできれば最低3周はこなしたいところだが、自分の場合は無理だった。
2周しかしてないが、この2周でかなり理解が深まった。
重要なのは、過去問をやりっぱなしにせず、
解いて→採点、間違いだけをざっと眺めるのはダメ。
過去問を解き、自信なかった箇所は各肢の根拠にもこだわる。
その上で、再度インプットする。
そこまでやってアウトプット&インプットとなる。
やることはシンプルなので、ここをやり切れるかがカギとなる。
本番環境を体感!模試を2回受ける、出題形式に慣れる
本番環境での実践練習「模試を2回受ける」
自分なりに実践的に過去問をやり知識を増幅させることは重要だが、会場で受けるのとは訳が違う。
本番環境で試験を受けることは非常に重要。
当日いきなり本番を迎えると、緊張などで自分の本来のパフォーマンスが出せないことがある。
模試は2回受けよう!
TACなど大手スクールなどで開催しているもので良いので、必ず2回受ける。
2回受ければ本番に近い雰囲気を体感することができ、試験の傾向をつかむことももちろんだが、メンタルの安定にもつながる。
逆にいうと3回以上は受けすぎな印象。
若干難しく作られているケースも多いらしく、ここは合格点に届かない点数でもそんなに気にしないようにしよう。
結果は結果として、受け入れなくてはいけないが、模試なので気にしない。
ただ、臨場感ある環境で模試を受けるということは、それなりに意味がある。
特に緊張しやすいタイプでもないが、受けておいてよかった。
模試は講師の解説もついているので、過去問を解いたときと同じように間違い・理解が不足していた箇所をチェック・体系理解する。
出題形式に慣れる
近年では個数問題が増えたり、出題形式も少し変わってきている。
分かっていたのに、トリッキーな出題形式にあせり1点落とすこともある。
直前期に「新しいものには手を出すな!」という鉄則があるが、様々な出題形式に体感的に慣れておくのは重要。
むやみに手を出すのは良くないが、過去問以外の予想模試的なものをやるのは良いと思う。
予想模試はAIによる宅建出題予測問題などのユニークなものもあるので、そういったものも活用した。
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直前期はとにかく本番環境を意識し、アウトプット&分野別の強化・苦手ポイントを抑える。
理解し、再度インプット。この作業を繰り返す。
この反復の中で理解が深まり、出題形式にも順応できるようになる。
知識(インプット)だけではダメ。
直前期は反復アウトプットがキー&本番環境にも慣れておく。
そうるすことで、確実に合格に近づく。
なかなかキツイ作業ではあるが、シンプルにやり続ける!
それが合格への道になる。
③へ続く
直前期にすべき(できる)ことは結構ある!まだ点数は伸ばせる!改正点は超確実に抑える②では、過去問反復や本番環境に慣れる重要性について触れた。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://moneyc[…]