投資信託をわかりやすく解説!インデックスって何?最低限抑えておきたい知識

投資信託の基本をわかりやすく解説!インデックスって何?最低限抑えておきたい知識

投資を検討している人なら誰でも耳にしたことがある「投資信託」。

何となく少しずつ積み立てていくイメージはあるが、正直あまりよく分かっていないという人も意外と多い。アクティブとかインデックスとか耳慣れないワードが出てきた時点で拒否反応を示してしまうことも。

実はすごく簡単に捉えれば、スッキリ理解できるので、非常に簡単に解説していきたい。

最低限これだけ覚えておけば、投資信託へのイメージがクリアになり、始めるきっかけになるかもしれない。

 

投資信託って、簡単に言うとどういうもの?

ズバリ、

色んな人がお金を出しあって、プロにお任せで運用してもらう仕組み 
基本これだけ。
株式や不動産などの投資をしようとすると、最低でも10万円程度のコストが必要になり、初心者にはハードルもリスクも高い。
まずは、少額から参加でき「あとはよろしく!」っと、運用をプロに任せることができる仕組みと理解すればよいです。
運用成績に応じてリターンが決まる!

投資信託の大きな特徴

まず大まかに投資信託を捉えると…

  1. 少ないお金から投資ができる
  2. 手軽に分散投資できる

これが大きな特徴となる。

 

どれくらいの金額から投資ができるの?
基本的には百円単位から投資可能。最近では余ったポイントでできるものもあり、気軽に投資できる。

 

手軽に分散投資ができるってどういうこと?
投資の王道「分散投資」。ひとつの金融資産に集中させず文字通り分散させること。投資信託はファンドが運用してくれるので、少額で分散投資効果が得られる
ぶんた
「Don’t put all your eggs in one basket(すべての卵を一つのカゴに盛るな)」という米国の格言は有名だね!

まずはここまで抑えよう!

 

投資信託はどうやって運用されるの?

投資信託は、運用任されている専門家「ファンドマネージャー」が運用をする。その投資信託の方針に基づいて投資を進めていく。

投資家本人がすることは何もない。

 

投資信託はどうやって選べばいいの?

投資信託はざっと6,000種類くらいある。数多ある中でどれを選べばいいのか分からない。投資信託の方針という話があったが、まずはざっくり2つの類型を知っておきたい。

 

  1. アクティブ運用型:ベンチマーク(目標)を上回る運用を目指した運用スタイル【攻め】
  2. インデックス運用型:ベンチマーク(目標)と同じような運用を目指した運用スタイル 【守り】

ベンチマークとは、例えば日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)のようなものである。

攻めと守りの2つの類型があることを抑える。

 

アクティブ運用型VSインデックス運用型

アクティブ運用型

ベンチマーク以上の運用を目指すので、文字通りよりアクティブに成長性の見込める銘柄を組み込んだり、より分析力のある人材を抱えたり、

リサーチにコストを要することになる。その分手数料が高めに設定されているのが特徴。ファンドマネージャーの腕の見せ所。

 

インデックス運用型

一方ベンチマークに連動したような運用を目指すので、分析もアクティブ運用に比して必要性が少ない。

その分手数料は安く、よくも悪くも堅実的な感じか。

ここくらいまで分かれば概略は掴んだことになる。

 

インデックスVSアクティブ

これは大きな問題だが、近年ではインデックス運用型が人気を集めている。

何故かというと、手数料の高さをカバーしインデックス運用型を凌駕する成績を収めていないから。アメリカの研究で代表的な指数であるS&P500指数に対し、7割以上負けているというデータもあることが証左である。

ただこれも期間や比較法により異なるので一概に言えないが、近年あまり勝てていないというのは事実のようである。

 

では、どのように投資信託を選べばいいのか?

大事なところだが、結局どう選べばいいのか?という話。ここは簡単にステップで考えていきたい。

【投資信託を選ぶステップ】

①何に投資をするかを選ぶ:株式、債券、不動産なのか、日本なのか、海外なのか? 例えば海外株式をチョイス
②投資信託の種類を選ぶ:インデックスかアクティブか、初心者はインデックス
③投資信託の規模感をチェック:あまり小規模なものは避けたい、50~100億円以上が目安
④手数料をチェック:当たり前だが安い方がいい、0.5%以下が目安
これらのプロセスを経ると、かなり絞り込まれるはずである。
最後は自分の目利きだが、そこは人気度や過去5年くらいの運用成績(利回り)、ランキング、おすすめなどをチェックし、上位候補から決める。

投資の王道「分散投資」から生まれた金融商品

「Don’t put all your eggs in one basket(すべての卵を一つのカゴに盛るな)」という格言を紹介した通り、投資家にとって分散投資は超重要ファクターである。資金が少なく、知識も乏しい投資家にとってそれを具現化するのは非常にハードルが高く感じる。
少額から分散投資でき、プロに運用を任せることができる稀有な金融商品と言えるだろう。
もちろん運用次第では、マイナスになることもあるがリスク商品である。初心者にも人気の投資信託であるが、知識をインプットし仕組みを学んだ上で
大切な資産を運用してもらいたい。
※投資は自己責任でお願いいたします
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